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Channel: たんぽぽのように
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第8話

私が育つ頃は、馬が生活のための資金源でしたから、、子馬ができると磨き、品評会に、せりに、そして軍馬にと。品評会が近づくと父は、毎日馬を引いて運動場へ通い、お供に仁とwたしがついて行きました。芝生の上から「それーっ、それーっ」と声を張り上げて、馬は元気よく走り、勢いあまって高い塀を越えてしまい、家に帰ってしまうこともしばしばありました。1年前に生まれ、そして今年は売られて行きます。毎年生まれ、育て、手...

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第7話

学校には、赤いにこにこの袷と羽織に三尺しめ、おかっぱにランドセルという格好でした。一年生に上がった頃、武藤先生という若い男の先生がいて、私が行くとすぐに抱っこしてくれるのです。そして帯を締めなおしてくれるのです。あげくに、たかいたかいを。それが嫌で嫌で、みんなの後ろに隠れていました。どうしたわけか、私にだけするので、その先生の顔を見ると逃げ出しました。日曜になると、武藤先生は、家に遊びに来ます。私は...

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第6話

春5月、桜も散り、新緑の頃に行われる大運動会。秋には小運動会。年に二度、運動会が行われました。私は、運動会が大嫌いでした。朝から、村中大騒ぎ。父や母は、朝仕事はやめ、朝の4時頃から弁当作り。母は稲荷、父は海苔巻。父は海苔巻を作るのがとても上手でした。さくら寿司。中におぼろを入れた細く巻いた海苔巻を何本か、大きく海苔で巻き合わせそれを包丁できるとおぼろがピンクにご飯を染めて、桜の花のように綺麗で。食べ...

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写真1

   

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第5話

現在は、もう私の楽しく勉強した小学校はありませんただ校庭だけが跡を残し、懐かしい門だけがぽつんと建っています。教室の前にあった松の木だけが、昔のままの姿で立ち並びこの松だけは「お前を覚えている」と、もし口が利けたらそう話かけてくれそうな。目をつぶると50年前が蘇る 昭和17年4月4日那須村立夕狩国民学校入学大東亜第二次大戦が始まる。...

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第4話

私の家の向かいに節ちゃんち、後ろに1つ下のいさお君ち。その裏に千代ちゃんち。道路の向こう側に下(しも)の問屋、上の問屋と並びます。これがとなり組で…夕狩屋敷。それからずーっと行って神社があり、大きな杉森があり、何百年も立つ太い杉が村を守るがごとくそびえたつ。杉森の中に建つ古い社、奥へ入れば入るほど静かな身体が吸い込まれそうな。崩れかけた、足も思うように進めない階段、いつ建てられたのか古い石仏。戦争中...

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